「黒字化支援が得意な税理士になる」ことを目指し邁進中

入社6年目にして法人・個人の申告を年間40件ほど受け持ち、相続税申告も年間5件程度行っている早川広毅さん。ペンデル入社の決め手は「顧問業務だけでなく、相続税の申告業務など様々な業務に携われるから」だったと言います。多岐にわたるその仕事内容について伺いました。

相続税に詳しい人がいて社内ですぐに聞ける環境です

-ペンデルに入社した経緯を教えてください。

 

早川 少し変わった経歴なのですが、学校を卒業した後は婦人靴メーカーに就職しました。

 

工場勤務もし、生産管理などをする中で原価管理をきちんと勉強したいと思い、簿記を始めました。珈琲店でアルバイトをしながら税理士試験の勉強を始め、一科目合格したところで前職の会計事務所に転職しました。

 

前職では良い先輩に恵まれ、学ぶことも多かったのですが、相続税の申告業務が舞い込んだ際、頼れる人がおらず疑問だらけの中で申告書を仕上げることになりました。

 

「もっと相続税の経験を積みたい」と思ったことをきっかけのひとつとして、相続税申告にも強いペンデルに転職しました。

 

-現在の仕事内容を教えてください。

 

早川 法人と個人の申告が、合わせて40件ほどあります。毎月訪問している顧問先は34件ほどで、逆に来所していただく顧問先、オンライン面談の顧問先、年に1度訪問の顧問先などがあります。

 

そしてそこに、相続税の申告が、年により変わりますが5~6件ほど加わります。

 

相続税申告に関しては、ペンデルには詳しい人が複数おり、分からない点を質問すればすぐに教えてもらえます。

 

また、実例を使った所内の勉強会が定期的に開催されているので、興味がある人は非常に面白いと思いますよ。

 

ほかの業務としては、弥生の認定インストラクターを保有していることもあり、弥生と提携し勉強会の企画をしたり、効率化の研究をしたりしています。会計記帳の自動化や効率化に私自身が詳しくなることで、顧問先に提案できるようになりました。導入してもらって効率化が進んだ際には喜びを感じますね。

 

もともとITや会計ソフトに強かったというわけではないのですが、新たに事務所と弥生が提携を結ぶのに貢献できたなど、ペンデルに入って業務の幅は広がっていると思います。

 

また、ペンデルでは「バディ制度」を採用していて、お互いに助け合えるようになっています。 

 

-バディ制度とはどのようなものですか?

 

早川 誰か一人とバディを組み、互いの仕事を把握し合えるようにしたものです。先輩が後輩に仕事を教える場合、また近い経歴の持ち主が互いの仕事をフォローし合う場合などがあります。

 

私の場合は、会計事務所経験者で今年入社したばかりの人が、バディです。仕事を教えつつ業務のサポートをしてもらっています。どんどん仕事を覚えてくれているので、安心して仕事を任せられるようになってきています。

 

この制度は私が入社した6年前にはありませんでした。仕事がしやすくなるよう皆が意見を出し合った結果、新しい制度が導入されていっています。

 

-仕事をしている中で喜びを感じるのはどんな時ですか?

 

早川 私は当たり前の税務サービス提供だけでなく、常に顧問先の業績を向上させたいと思って、業務に取り組んでいます。

 

業績が伸び悩んでいる顧問先と一緒に事業計画を立て、その計画の実現に向けて軌道修正や経営会議を繰り返した結果、業績が好転していった経験から、経営面でも力になりたいと強く思うようになりました。

 

経営が安定し資金繰りなどの心配が徐々になくなってきた顧問先から、

「これで一息付けました」

などの感謝の言葉をもらえるのはとても嬉しいものです。

大学院通学時は、仕事量を調整することで勉強と仕事を両立しました

-税理士資格取得と仕事はどのように両立していますか?

 

早川 税理士試験の科目のうち、会計2科目はペンデル入社前に合格しました。ですが、税法の合格がなかなかできずにいたこともあり、ペンデルに入ってから大学院に入学して勉強しました。

 

大学院通学時は、平日1日と土曜日に必ず通学するスケジュールを立て、担当を増やし過ぎないよう調整してもらいました。

 

さらに、論文提出の12月~1月に、業務が集中しないよう、前倒しで業務を行いました。

 

論文の提出期限の関係上、正月返上で論文作成を進めましたが、その甲斐あって無事提出できました。 

 

-早川さんはお子さんが生まれたばかりと伺っています。どうやって子育てと仕事を両立していますか?

 

早川 私の場合は、子どもが生まれたのが確定申告時期の2月ということもあって、その間、妻子は実家に帰り、毎週末通って会うようにしていました。

 

その後、4月になってから子育て休暇を取得したことで、育児に携わることができました。

 

私の場合は両立できていたかは分かりませんが、前年の秋頃に子どもが生まれた男性職員は1カ月以上の育休を取得しており、休暇を取りやすい環境になってきていると思います。 

 

-今後の目標を教えてください。

 

早川 残り1科目で税理士資格が取得できるので、まずは試験合格が目標です。

 

今後は、MAS監査や売上増加の相談などもできるようになり、「黒字化支援が得意な税理士になる」ことを目標としていきたいですね。

 

-最後に、入社を検討している方へメッセージをお願いします。 

 

早川 ペンデルは、自分からやりたいと言ったことは、たいていの場合挑戦することができる環境です。

 

また人間関係も良好で、和気あいあいとしていると思います。

 

賞与の考課や面談など、人事評価の仕組みが細かく整備されているので、正当に評価されていると感じています。

 

皆さんのご応募をお待ちしています。