<事業再構築補助金>来年度も継続!現在公募分は3/24が締切 次回公募から内容が大きく変更
2022年11月8日に閣議決定された令和4年度(2022年度)第2次補正予算により、来年度も継続されることが決定した事業再構築補助金。
「中小企業等事業再構築促進事業」として、5,800億円の補正予算が組まれています。
現在公募中の第9回公募では第8回公募と同じ公募要綱となっていますが、第10回公募以降は、事業類型や要件が大幅に変更になることが発表されており、
- 制限のない通常枠がなくなること
- 賃上げ要件を満たさなければ補助率が下がること
- 枠によっては売上要件がなくなるため、現行の要件を満たしていることによるアドバンテージがないこと
などから、本補助金への申し込みを検討中の方には、現在公募中の第9回への応募をお勧めしています。
第9回公募は、2023年3月24日(金)に締め切りを迎えます。
なお、第10回以降の公募について、詳しい変更内容は以下リンク先をご覧ください。
(事業再構築補助金事務局ホームページ:「<令和4年度第2次補正予算案>事業再構築に取り組む皆様へ」より)
事業再構築補助金とは
現在募集中の第9回 事業再構築補助金の概要
事業再構築補助金とは、コロナの影響で厳しい状況にある中小企業や個人事業主などが、思い切った事業の再構築にチャレンジすることを応援する補助金です。
「新分野展開や業態転換、事業・業種転換などの取り組み、事業再編またはこれらの取り組みを通じた規模の拡大などを目指す企業・団体等の新たな挑戦を支援」するものであるとうたっています。
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補助金上限額・補助率
通常枠 | 大規模賃金引上枠 | 回復・再生応援枠 | 最低賃金枠 | グリーン成長枠 | 緊急対策枠 | |
補助上限額 | 8,000万円 | 1億円 | 1,500万円 | 1,500万円 | 1.5億円 | 4,000万円 |
補助率(中小) | 2/3 | 3/4 | 1/2 | 3/4 | ||
補助率(中堅) | 1/2 | 2/3 | 1/3 | 2/3 |
補助対象経費
本補助金は設備投資を支援するものです。
設備費のほか、建物の建設費、建物改修費、撤去費、システム構築費も補助対象です。
主要経費
- 建物費(建物の建築・改修・撤去に要する経費)、機械設備・システム構築費
関連経費
- 外注費(製品開発に要する加工、設計など)、技術導入費(知的財産権導入に係る経費)
- 研修費(教育訓練費など)、広告宣伝費・販売促進費(広告作成、媒体掲載、展示会出展など)
補助対象外の経費の例
- 補助対象企業の従業員の人件費、従業員の旅費
- 不動産、株式、公道を走る車両、パソコン、スマートフォン、家具など汎用品の購入費
- 販売する商品の原材料費、消耗品費、光熱水費、通信費
事業計画の策定
補助金の審査は事業計画を基に行われます。採択されるためには、説得力のある事業計画を策定することが重要です。
事業計画は、認定経営革新等支援機関と相談しつつ下記の要件を記載する必要があります。
- 現在の企業の事業、強み・弱み、機会・脅威、事業環境、事業再構築の必要性
- 事業再構築の具体的内容(提供する製品・サービス、導入する設備、工事など)
- 事業再構築の市場の状況、自社の優位性、価格設定、課題やリスクとその解決法
- 実施体制、スケジュール、資金調達計画、収益計画(付加価値増加を含む)
ほか、必須申請要件などにつきましては、以下リンク先をご確認ください。
(事業再構築補助金事務局ホームページ:「事業再構築補助金リーフレット(PDF)」より)
ペンデル申請分は採択率84%に
事業再構築補助金ホームページで公表されている採択結果によれば、採択率の平均は以下の通りです。
応募件数 | 採択件数 | 採択率 | |
第1回 | 22,231 | 8,016 | 36% |
第2回 | 20,800 | 9,336 | 45% |
第3回 | 20,307 | 9,021 | 44% |
第4回 | 19,673 | 8,810 | 45% |
第5回 | 21,035 | 9,707 | 46% |
第6回 | 15,340 | 7,669 | 50% |
第7回 | 15,132 | 7,745 | 51% |
合計 | 134,518 | 60,304 | 45% |
ペンデルでは第7回申込分までに、32社の申請のお手伝いをし、27社採択されました。採択率は約84%です(再申請を含む)。
事業再構築補助金への応募をご検討の際には、平均して2社に1社が非採択となる中、6社に5社は採択されている当法人へ、ぜひご相談ください。
ペンデルでの申請事例(一部)
業種 | 事業内容 | 補助金額 |
生産用機械器具製造業 | ヒートシンク技術を応用した電装部品冷却装置の開発 | 6,000万円 |
金属製品製造業 | ヘール加工技術の導入による真空チャンバーの開発 | 4,600万円 |
情報サービス業 | 総合防災アプリ「PREP」ビジネスプランの新規開発と運用 | 1,500万円 |
不動産賃貸業 | 重度障害者向け地域密着型住居の新設・運営および重度障害者向け住居のコンサルティング開始 | 4,000万円 |
不動産賃貸業 | 新しい食文化を創造するレンタルキッチンの提供 | 4,000万円 |
生産用機械器具製造業 | 樹脂成形金型技術を応用した精密ダイカスト金型によるロボットフレーム製品の開発 | 5,800万円 |
金属製品製造業 | 高精度平坦加工を用いたレゾルバカバーの開発 | 4,900万円 |
医療業 | NK細胞の活性検査によるがん検査事業 | 1,300万円 |
金属製品製造業 | 脱炭素社会を実現する水素パイプライン用継ぎ手の開発 | 4,000万円 |
技術サービス業 | 国産材を使った地球にやさしいスマート木造住宅の提供 | 1,700万円 |
技術サービス業 | 業界越境アレンジャーズで創(つ)作(く)るNewOldなMix‐up craft&Jewelyの提供 | 500万円 |
補助金支援サービスの流れ
採択されるためには、審査項目を的確に事業計画へ記載し、実現性の高い事業計画書を作ることができるかどうかがカギです。
当法人では、事前に入念なヒアリングを行っています。
採択される計画書作成のためにも、ペンデルで第9回公募への申請をお考えの場合は、2023年2月28日(火)までにお申し込みください。
STEP1 事前相談
STEP2 着手金のご入金
STEP3 ヒアリング
STEP4 事業計画書の作成支援
STEP5 採択発表
STEP6 交付申請支援
STEP7 成功報酬のご請求
STEP8 実績報告書作成支援
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国から認定された「認定経営革新等支援機関」です